直すのは話の中身ではなく、声の使い方です。
原稿は書ける。話す内容も決まっている。それでも本番になると早口になり、語尾が落ち、質問の意図が伝わらない。ここで扱うのはその部分だけです。息の置き方、間の取り方、語尾の始末——測れるものを一つずつ直します。
「えー、今日はですね、その、弊社の新しい取り組みについて、まあ、簡単にご紹介できればなと思っておりまして…」
「本日は、弊社の新しい取り組みを三つご紹介します。」
消したのは言葉ではなく、息継ぎの位置です。言い切って止まれるようになると、埋める必要がなくなります。
90分のうち、あなたが声を出しているのは75分です。説明を聞く時間は最後の15分だけにしています。上達するのは聞いた分ではなく、出した分だからです。
まず測って、それから稽古を割り当てます
初回の90分は、ほとんど測定に使います。原稿を読んでもらい、質問に答えてもらい、その録音から六つの軸で現在地を書き出します。カルテは受講の間ずっと更新され、終わるときに持ち帰れます。
残る二つの軸——抑揚と音量——は声のカルテのページに全文があります。六つ全部を同時には扱いません。多くて二つずつ、順番は初回の録音で決めます。
言い直しがきかない場面がある人
生放送で撮り直しがきかない。原稿はあるのに、本番だけ別人のように早口になる。編集で切れない場所がある人。
記者会見や取材で、質問の意図を確かめてから答えたい。想定問答は覚えたのに、その場で順序が崩れる人。
90分話すと後半で声が枯れる。前列には届くが、後ろの席では聞き取れないと言われる人。
相手の答えを待てず、自分が喋りすぎてしまう。面接の記録を読むと、質問より自分の説明のほうが長い人。
二人で見ます。声と、話の運び
写真は載せていません。ここで見るのは顔ではなく声なので、経歴だけ置きます。
- 1998–2014在阪ラジオ局アナウンサー。朝の生ワイドを11年担当。
- 2015–放送以外の職種に向けた発声指導。企業研修と個人指導。
- 担当呼吸、姿勢、長時間話しても落ちない声の作り方。
- 2001–2021全国紙記者。大阪本社社会部で取材歴20年。
- 2021–企業広報の取材対応訓練。想定問答ではなく質問の順序を教える。
- 担当質問の組み立て、間の取り方、語尾の始末。
先に答えておきます
多くの場合、音量そのものではなく語末で落ちることが原因です。文の頭は出ているのに終わりが消えるので、聞き手には「小さい」と感じられます。測ってみると、語頭と語末で10デシベル以上違う人がいます。
これは1週から2週で変わります。壁の対角に声を当てる意識と、息の配分を直すだけです。
初回で決まります。カルテの六軸のうち、あなたに必要なのがいくつかによります。二つなら6回前後、四つなら10回前後が目安です。
回数券を先に買う必要はありません。1回ずつ払って、途中でやめられます。
2回目以降はオンラインで受けられます。ただし初回だけは谷町までお越しください。姿勢と息を見るのに、画面越しでは足りないためです。
遠方の方には初回を土曜にまとめる形も取っています。申込のときに書いてください。
稽古中の録音はその場でお渡しし、こちらの端末からは消します。カルテに残るのは文章の所見だけです。
企業研修の場合も同じで、参加者の音声を発注元に渡すことはありません。
4名から承ります。広報部門や、記者会見に出る立場の方向けが中心です。内容は個人稽古と同じで、測定してから割り当てます。
出張も可能です。houjin@mediainterviewhub.com にご相談ください。
谷町四丁目から徒歩5分
- 住所
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大阪府大阪市中央区谷町3-5-9 - 最寄り
- 大阪メトロ谷町四丁目駅 4番出口から徒歩5分
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